野菜の力で健康を育む丹波暮らし

黄とうがらしの恵み グリーンペッパーソース 加工品5号

グリーンペッパーソースとは?

 

『タバスコ』というとお分かりの方は多いはず。タバスコソースはメキシコのタバスコ州のソース。赤いとうがらしを使用しているので、赤い色がお馴染みですね。

私は黄とうがらしの未熟果である青とうがらしを使って『グリーンペッパーソース』に初チャレンジしました。

材料は ①青とうがらし ②リンゴ酢 ③塩 ④にんにく です。

作り方はとてもカンタンで、材料を全てミキサーに入れて攪拌するだけです。

柚子こしょう加工のようにタネを取らなくてもいいし、ピカンテオイル加工のように事前のドライ加工も不要です。生の青とうがらしをタネごと攪拌するので、ミキサーがあればアッという間に出来るソースなのです。

 

ロシアンルーレットか?罰ゲーム用か?

 

カンタンに出来ますが、直ぐには食せませ~ん。舌も喉も、カッカーと熱くなるような辛さですから。

ロシアンルーレット状態。命がけで食べなくてはなりませんの。

 

実は半月ほどの熟成が必要です。

攪拌した直後のソースは、目がチカチカ、ツーンするほど強烈な刺激臭があり、激辛を想像させる棘のある香りです!

それが冷蔵庫保存で約半月間ネンネさせることでリンゴ酢と馴染み、丸くなりますし、味の棘がとれてきます。

私は材料があるため多めに作りましたが、一般の方は ①青とうがらし100g ②リンゴ酢50g ③塩3g ニンニク2片 この位の、少量でお試しください。超カンタンですから。

 

グリーンペッパーソース

 

小瓶が無いため、手元にある200㎖入りに10本だけ充填しました。

『自家消費としては多めだから、到底売れないだろう・・』と、消極的に直売所と道の駅に数本ずつ出してみたところ・・辛い物好きの人が居るようで、売れちゃった~!

 

食べてみると・・

 

最初の辛みも丸くなって熟成感があります。

パスタやピザにかけてもいいのですが、餃子のタレに醤油と合せたり、オーロラソースに混ぜたりして楽しむのが、西の魔女流です。

魚介類にも合うなんて想像できていなかった私には、ラッキー!

グリーンペッパーソースが、料理の味を広げてくれたことに、上機嫌な私。

 

ラベルもすべて手作り♪

 

昨年は残暑で播種が遅くなり絶望感を味わった、西の魔女こと西野裕子。

でも、初めての黄とうがらし栽培と、その加工に忙しく過ごしました。

次回はグリーンペッパーソース小瓶に充填したいなぁ~と思っています。

 

嗜虐心を味わう悦びって分かります?

 

次々としてみたいことが出てくる自分自身に呆れることがしばしば。

加速的に老いていく自分の体力に目をつむり、過信しているからなのかどうか、『しんどくなるからもう止めて、ノンビリしたらどうなの?誰も貴女に働いて欲しいって、頼んでなんか無いんだからさぁ~』と思う事もあります。

でも反面、私から今の楽しみを取り上げられたら、ツマンナイ生活だろうなって。だから食品加工は私の楽しみの領域だと感じています。

楽しみといっても、加工品をするためには、一つ一つの品目について保健所への届け出と許可が必要です。それはそれで手続きをしなければなりませんので、大変なことでもあります。

客観的に見ると、自分で忙しくして己の首を絞めている・・ということかな。

しかしながら、魔女にとっては己に加虐的な刺激を与えて、嗜虐心を楽しむことも、実はアリなのです。面倒くさい私だなぁ。クスッ。

 

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