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ウクライナ国花 ひまわり

ウクライナの国花

ロシアのウクライナ侵攻が始まって、早くも2ヶ月が経とうとしています。多くの犠牲者を出しながらもウクライナの必至の抗戦には、日本も西側諸国も様々な方法で応援していますが、先行きが読めない状況ですね。

今まで「ウクライナ」という国名は知っていましたが、その国花が「ひまわり」だということは、初めて知ることになりました。

 

ウクライナのひまわり畑

ひまわり

ひまわり」と聞くと、私の脳裏に浮かぶのはイタリア映画の「ひまわり」なのです。「ソフィアローレン」「マルチェロ・マストロヤンニ」が主演の恋愛映画で、多くの方々がご存じのはずです。

併せて、テーマ曲の旋律は胸が熱く・・切なく・・震えますね。この映画を私は何度見たことか!

映画館で初めて観たときのことを、特別な感慨をもって思い出します。

映画「ひまわり」が観たくて観たくて・・なんと、私ってば、高校生時代に校則違反をして中間試験期間の早帰りを利用して、制服のまま静岡市内の確か「名画座」だったかな?小さな映画館で観ました。

しかも学割を使ってチャッカリと。

今思えばかなり大胆不敵!な少女。

不良」って言われちゃうかも。

上映が終わって、暮れなずむ映画館の外へ出た後、映画の世界と現実がごちゃ混ぜになって頭がぼんやりしていましたっけ。

そのまま「ひまわり」の感動を胸に抱いて・・汽車(当時はまだ国鉄でした)に揺られて帰宅しました。頭の中はあの切ない曲が何度もリフレインして・・

あーあ!その後の試験結果はどうだったのやら!

でもでも、ン十年も経った今では、後悔はしていません。「うーん、良くやった裕子。人生の学びをしたんだよね!」って褒めてやりたいです。

 

映画ひまわり

 

映画のシーンで印象に残るのは、やはり一面のひまわり畑ではないでしょうか。恋人アントニオ(マストロヤンニ)を探してソ連の大地を探し訊ねる道中の場面では、暗く悲痛な表情の彼女とまるで対比するかのように、生き生きとした力強い黄色のひまわり畑が重なり、あの有名な旋律が風景に波のように押寄せます。

心にぐぐっと響きます。

深いため息が出ちゃいます。

 

この度のロシアのウクライナ侵攻が勃発したとき、思い出したものがこの映画「ひまわり」でした。

10代の頃、映画の中での戦争の悲劇は私には遠い世界でのことしかなくて、現実味はありませんでしたが、昨今の侵略戦争の様子をニュース等でリアルに見聞きすると、戦争が如何に残酷なことなのかと分かります。強い怒りを覚えます。

同時に若かった頃には想像も出来なかった絶望的な悲しみを、今は自分のことのように感じます。

これは私なりに人生の機微を経験してきたからでしょう。

愛する人、大事な子どもたち、大切な家族、真摯に紡いできた生活、情熱を傾けた仕事・・様々な人生経験から、教えられたこと、感じてきたこと、そして、学んできた色々な感情を味わってきたからこそ、悲しみが湧き上がるのでしょう。

 

愚か者!

「歴史は繰り返す」とは言うものの、この21世紀において侵略戦争などとは冗談ではありません。

学びのない人類に対して、全くもって「愚か者め!!」と叱咤したい私です。ましてや”核など、もっての外”ですよね。

この戦争の行方がどのようなものなのか、世界に与える影響がどのようなことになるのか、こらからも注視していくつもりです。

私が出来ることはなんでしょうか?戦争は許さないと”意思表示をすること”と、”ウクライナ人道危機救助をすること”しかないと考えています。

 

この映画のような悲劇は、もう作り出したくはありませんよね?

多くの方々が同様に感じているはずですよね?

 

明日、映画のシーンを思い出しながら、卵をたくさん使った「イタリアン オムレツ」と、「ひまわり油」を使ったマヨネーズを作ろうと思います♪

 

 

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