朋あり 遠方より来たる 亦楽しからずや
(志を同じくする友が 遠くからわざわざ訊ねてくれた なんと嬉しく楽しいことか!)
前回にもブログでご紹介したビーツパウダー購入者の製作品です。
私のビーツパウダーを利用してパンを焼いている方が、『試食用に~』と早朝から焼いて持参して下さいました!
車で1時間もかけて遠い三田市から、三人様で我家を訪ねて下さったのです~♪
沢山のパンを目の前にして、試食!話が弾みました。
趣味でパン作りをしているというAさんは、趣味の域を超えてベーカリー先生と呼ばれている方、
そのAさんに、たまたま「丹波の道の駅」で私のビーツパウダーを買って届けたNさんはピアノの先生、
そのNさんの幼友達の男性は、2年前に大阪から田舎暮らしをするために丹波へ越してこられた男性Wさん。
このWさんが我家までビーツパウダーをお買い求めに来て下さったことが、今回のお出会いのきっかけになりました。
私は久しぶりの来客が嬉しくて、楽しい時間を過ごしました♪
それぞれの自己紹介から始まって、ビーツのこと、パンのこと、飼っている犬や猫の話まで広がって嬉しいご縁が出来ました。
3色のパンはビーツパウダーと抹茶で色づけしたとのことで、シックな色合いも美しくて、もっちりシッカリした弾力ある食感と、ほんのり小麦の甘い味と香りが楽しめる一品。とっても美味でした!
実は抹茶ではなくて、ほうれん草のパウダーを使いたかったとのこと。手に入らなかったそうです。
「ほうれん草パウダー」なるものが売られていることを、初めて知りました。栄養価も期待できるし、緑色のパウダーは使いたくなりますね。
私はビーツだけではなく、紫サツマイモ、パクチー、カボチャ、柚子、ニンニクなどをパウダーにしてきましたが、ビーツ以外はあまり売れなくて、ガッカリ。パウダー加工はとても時間と手間がかかるので、諦めてしまいました。
ですから、ほうれん草は試したことがありませんでした。今年は試してみようかな?
なんと言っても、この美しい色合いに惚れ惚れしちゃう!
ビーツパウダーは高温で長時間おくと色合いが変わります。このパンは170度程度の低温で焼くために、この色合いがキープされているとのことです。
フムフム・・なるほど。さすがはベーカリーの先生!
リボンパンはシッカリとした生地で甘く、お子様が喜ぶだろうと思える味でした。
Aさんことベーカリー先生は、お孫ちゃまに喜こばせたい気持ちでいろいろなパンを作ったそうです。きっと喜んでくれたでしょうね。
後日、他のパンの写真を送って下さいました。
どれも美味しそうなものばかりで、これらが食卓に並ぶ光景は豊かな生活という言葉がピッタリですね。
な~んて羨ましいのでしょう!パンを焼く日は、早朝四時起きだそうです!
何でも手作りしたものは、作り手の心が入りますからオートメーションで作られるものとは、違いがあると私は思っています。総ては「こころ」の世界だと。
次の日の朝、頂いたパンをテーブルに並べてとても倖せな気持ちになりました。
ビーツパウダーの作り手である私に、パンを試食させて下さったAさん、Nさん、Wさん、そのまごころに感謝いたします。
還暦過ぎてからの起業で、その矢先のコロナ禍です。人とのコミュニケーションが取りにくくて気力が萎えるときもありますが、初対面の方々から、思いもかけないやさしさやまごころを差し出されて、新鮮なパワーをいただいた気がしています。
私もまごころを差し出す気持ちで、これからも”安心安全のビーツ商品を作り、皆さまに喜んでもらいたい”と、強く思う事が出来ました。
皆さま、ありがとうございます♥