野菜の力で健康を育む丹波暮らし

丹波産 ゆずジャム

ゆずの栄養は?

ゆずの魅力はその香りだと思いますが、皆様はどうですか?

ビタミンC、ペクチン、クエン酸などが主な栄養素です。

豊富なビタミンCは果汁より、皮の方に多く、ビタミンCは風邪の予防や疲労回復、肌荒れに効果がありますね。

またペクチンは整腸作用のある食物繊維ですので、下痢や便秘を予防する効果や血液中のコレステロール値を下げ動脈硬化や心筋梗塞、糖尿病にも効果があります。

柑橘類全般に言えますが、ゆずにもクエン酸がたっぷりです。クエン酸はカルシウムの吸収をたすける働きがあります。

 

体に優しいゆずジャム

丹波では自宅に柚の木を植えている家々が多く、冬至が近づくころは「ゆず」が美味しい時で、正に「旬」の時でもありますね。

お風呂に浮かべるだけではなく、丸ごと「ゆず」の栄養素を頂くにはジャムがオススメです。

「ゆず」にも様々な種類があります。観賞用は別ですが、「本ゆず」「小ゆず(姫ゆず)」などなど・・

作りやすい分量の目安

ゆず・・500グラム(本ゆずなら4個)

茹でるようの水・・適量

砂糖・・150グラム

水・・100ミリリットル

作り方

①良く洗い、皮をむく。白い部分を削り落とし千切りにする

②半分に切り、果汁を絞り、種に分ける。種はガーゼ袋に入れておく(お茶パックで代用も可)

③鍋にたっぷりの水と①を入れ、中火にかけゆでこぼす。3回繰り返し水気を切る

 

種からペクチンがでます

 

3回の茹でこぼしで苦みをとります。大事な作業!

 

④鍋に果汁、種袋、砂糖を入れて強火で熱する。沸騰したら中火にして、焦げ付かないように木べらで混ぜて煮詰めます。

 

果汁、砂糖、種袋を入れて煮詰める

 

15~20分ほど加熱

 

保存瓶を煮沸して用意

 

とろっとしたら、種袋を出して完成!

 

瓶に充填して、軽く蓋をして脱気作業

 

蓋を締めて、逆さにして熱湯消毒

 

熱湯消毒と脱気をしっかりすれば、冷暗で半年はもちますよ

 

旬の「ゆず」を使ってジャムを作るのは、コツコツ作業の積み重ね。

ゆずが多ければ多いほど気が遠くなる作業ですが、一度手作りの美味しいジャムを食べたら忘れられません。

白いワタ削りと千切りの面倒さをクリアすれば、誰でもとびっきりのジャムが作れますよ。

合成甘味料や保存料が入った市販品とは、比べようもない美味しさなのです!

是非お試しあれ。

 

私のジャムは「道の駅 丹波おばあちゃんの里」に出荷中です。

 

 

 

 

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