野菜の力で健康を育む丹波暮らし

食用菊 酢の物にどうかしら?

エディブルフラワーを食卓へ

近年、食べる花”エディブルフラワーの栽培が盛んです。調べてみると、栄養価も高くて驚きました。花を育てることは大好きでしたので、私も自然に食用花のタネを購入して楽しんできました。自宅の食卓を飾りたいだけでした。

そんな中、夫の大学時代の友人が自分の故郷の農産物であるピンクの食用菊”延命菊”を大量に送ってくれました。濃いピンク色でこんなに大きな菊を食べるなんて知らなくて、ビックリしました。同時に食べ方も教えていただいて、しばらくの長い間、嬉々として食べました。

このおかげで、すっかり”菊”の虜。なんとも言えない高貴な香りと、花びらのキュッキュウとする歯ごたえ色の美しさにノックアウト!

私が栽培していたエディブルフラワーは、一年草で生食で楽しむものがほとんど。菊は生食でも、加熱しても美味しく食べられます。また株分けしながら、増やすことが出来ます。

 

そこで、一念発起。

ネットで食用菊の苗を購入して、畑の隅に植えておきました。

2022年は夏から秋の猛暑で、食用菊もヒョロヒョロしていたところへ、突然の冬の到来。過酷な条件続き。そのために花の時期が短かったのですが、菊は一年草の花々よりもたくさん咲いてくれました。

もっぱら吸い物、茶わん蒸しなどの蒸し物、餡かけ、サラダ、ちらし寿司・・にして食べていますが、カンタンでちゃちゃっと出来る酢の物へのアレンジを紹介します。酢との相性がとても良いのでオススメです♪

 

大根の細線切り

 

1回分として、10㎝ほどの大根の千切りを塩もみしておきます。

 

延命菊4輪

 

軽く茹でます

 

花びらはちぎらずにそのままで、数秒、塩少々で加熱して水にとります。

 

茹でた延命菊

 

キュッと絞り、がくの軸をクルリとネジって外します。

 

ビーツプラ酢と大根、菊

 

水分を絞った大根に花びらを混ぜて、ビーツプラ酢の酢をかけます。

 

完成です!

 

延命菊は加熱して酢が加わると、色が濃くなります。

これだけでも和え物として美味しいですが、抗酸化力を加えたくてビーツプラ酢の酢を利用してみました。

ビーツプラ酢(スティックタイプ)はビーツを使った寿司酢で、私のオリジナル商品です。

寿司だけではなく中身のビーツと酢を分けて使うことも出来るので、様々な活用法があります。

食材が抗酸化力の証の色、真っ赤に染まります。

 

どうぞ!

 

赤い食材のオンパレードです。元気モリモリだいっ!

 

とろろ汁と併せて

 

『食べること、西の魔女的こころ~♫』

この日は、とろろ汁、麦飯、ピンクの食用菊と大根のビーツ酢和え、赤貝、マグロ、辛子明太子で、『赤の色がテーマ。

赤味の食材である、①赤貝にはB12、鉄、アミノ酸 ②菊にはカリウム、カルシウム、マグネシウム、リン ③ビーツにはベタシアニン、一酸化窒素 ④辛子明太子には高タンパク、ビタミンE、ナイアシン、B12 ⑤マグロには高タンパク、各種ビタミン、ミネラル  が豊富です。

白い食材の⑥とろろ汁はジアスターゼ、ジオズゲン、ビタミンE・C ⑦麦ご飯は食物繊維、炭水化物、糖質、ビタミン などが豊富です。

 

ということで、医食同源の考えから超単純に考えれば、この食事は抗酸化力をアップする食材を多く摂取するので、ガンの予防、認知機能の低下予防、循環器系疾病の予防、筋力アップ、美肌にも老眼にも良さそう・・キャッ、な~んて素晴らしい食事なの~♥って、何の根拠も無く思ってる。

かなり手前味噌的な感じだけど・・これからも、こんな感じで料理を遊んでいくつもり。

よろしかったら、またお付き合いしてくださいませ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です