ある方から薦められたこの本、石黒成治医師の書かれた「少食ライフ」を早速読んでみました。
著者は消化器外科医、YouTuberの肩書きを持つ方。
プロローグのなかで、自身の不養生な医師の生活から、少食ライフへ実践を移したことが紹介されていました。
肝臓は24時間休むこと無くデトックス作業をしている臓器。
その機能をサポートすることは、健康で長生きするために必要不可欠であること。
そのためには食事の量を制限して消化に伴う代謝作業を減らすことと、肝臓の機能をサポートする栄養素を積極的に取り入れることを薦めています。
読み進めるうち、私が栽培加工している野菜が最適な食物であると紹介されていました。
きゃー!嬉しいわ。
ビーツもニンニクも我家の菜園で無農薬栽培していまして、それを使ったビーツ加工品(ケチャップ・寿司酢・パウダー)を製造しています。
ビーツの生は旬でなくては手にしにくい食材ではありますが、今では水煮やパウダーもネットなどで買うことも出来ますよね。それらを利用することも手段の一手です。
そもそもビーツの栄養素に注目して、安全な野菜を家族に食べさせたいという気持ちからファーマーに転身した私です。
我家は今秋から健康をキープしたいと、自家栽培したニンニクを黒ニンニクに熟成加工して毎日食べています。トロリとして匂いも少なくゼリーのような甘さですよ。
この本の冒頭でお薦めの食材6つが大きなイラスト入りで紹介されているのです。
さすがお医者様でして、説明文を読んでみるとかなり分かりやすい文体でして、どうしてこの食材が肝臓機能に良いのか納得します。
リンゴもオリーブオイルも我家の生活には欠かせないもので、必ずある食材。これも嬉しいことです。
旬になると真っ先に購入する果物はリンゴとミカンの我家。食後や間食としても口にしています。この嗜好が肝臓機能にプラスだったとは、嬉しいです。
長いことサラダオイルは使っていません。私はオリーブオイルを全てのレシピに使っています。この習慣も肝臓機能にプラスでした。
勿論、キンピラにはごま油は欠かせませんし、手作りマヨネーズにはひまわり油やグレープシード油、サラダに亜麻仁油を使いますが、通常のレシピには加熱用のオリーブオイルの独壇場です。
リンゴ・ビーツ・ニンニク・オリーブオイルは全て簡単に手にすることが出来ます。ですが、次に紹介されていた食材は初めて知る名前でした。
ミルクシスルはアザミの品種に入るようで、このハーブに含まれる有効成分シリマリンは抗酸化作用、抗ウイルス作用、抗炎症作用が多く含まれるとのことです。
私には初めてのハーブ名でしたので、今後アンテナを上げて手に入れるよう努めてみたいと思っています。
最後に紹介されていた肝臓デトックスドリンクの材料は、水、リンゴ、レモン、ビーツ、オリーブオイル、ニンニク、生姜です。材料も手に入れにくい物はありませんので簡単に試すことが出来そうですね。
晩ご飯から12時間以上の間隔をあけて、朝一番にこのデトックスドリンクを飲むそうです。
先ずは、毎日の生活に無理なく取り入れられるものを実践しようと、私は前日の夕食から12時間以上空けて食事をするようになって約一ヶ月以上です。これは簡単に慣れてしまいました。何となくではありますが、体調が良く、良く寝られるような感じです。
今後も紹介されている方法を少しずつ試してみようと考えています。
この本は、知識としても勉強になります。実践するかどうかは別として、一読してみては如何でしょう?
皆さまにお勧めしますよ。