野菜の力で健康を育む丹波暮らし

自己流の有機農業を卒業

有機農業の理論と実践

この春に貴重な出会いがありました。

この出会いで自己流有機農業の私は、眼からウロコの思いです。ガラリと考え方が変りました。

ある方の情報で”神戸大学名誉教授の安田茂先生”と”兵庫県立大学大学院客員准教授の西村いつき先生”が理論と実践を教えて下さる「有機農業教室」へ入学を致しました。

受講者定員は40名で4月から来年1月まで10回の講義と実践があります。

既に3回を終えましたが、安田先生の理論を聞いて今までの解釈に間違いがあったことに気がつき、変更ができました。

安田先生は素人の私にも分かりやすい具体的な例を挙げながら、講義をして下さいます。毎回楽しく充実した講義を聴くことが出来るので、この有機農業教室を毎年受講している方が多いことにも納得します。専業農家のベテランもいらっしゃいます。農業は奥が深いのですね。

化学肥料や農薬の使いすぎは未来をなくす

慣行農業で作られてるほとんどの市販の野菜は、化学肥料が使われてます。既に昭和50年に食品衛生上からも”発がん性”が指摘されるほど”化学肥料の使いすぎが人体に悪影響”があるとマスコミで発表されました。

母乳からも水銀が検出されたことから、化学肥料、農薬を使って栽培された野菜は将来を担う子どもたちの健康を蝕むことが分かっています。このことが、原動力になって安田先生は各地へ有機農業を広める行動をしておられます。

安田ぼかしとは

神戸大学名誉教授安田茂先生が開発した肥料です。

乳酸菌による低温発酵で、作物に養分を供給します。材料は ①米ぬか  ②油かす  ③魚粉  ④蛎殻石灰  ⑤水 で作られて、夏期なら2週間、冬期で4週間程度寝かします。乳酸発酵の甘い匂いがしたら完成です。密閉していたら6ヶ月間ほど使えます。

講義の中で先生は「今まで有機の野菜は安心安全ではあるけれど、美味しくなかった。そこでこのぼかしを開発して、美味しい野菜を目指したんだよ。いくら安全でも不味い野菜は食べたくないし、売れないからね。」と言われました。

魔法のお粉かも

このボカシ肥は定食前の畑にすき込んだり、追肥としても使えるとのことなので、早速、我家も作りました。

使う量はほんの少量パラパラ程度なのですが、後で土寄せした時に生きの良いミミズたちがピンピン飛び跳ねて出てきたことに、私は「わあぉ!!」と、声を上げてしまいました。こんなに元気の良いミミズたちに出会ったことは今までなかったからです。

現在、夫と私の間で安田ぼかしは「魔法のお粉」で通っています。

 

実習畑の草マルチ 始め

草マルチの実践

農業を始めたばかりの頃は、高いお金を出してビニールのマルチを使っていました。しかし近年は”独学で自己流の有機農業”に取り組み、農薬を控えて敷き藁もみ殻などを利用して草と格闘していました。

今回の有機教室で学んだ「草マルチ」は理に適った素晴らしい働きがあります。

株元や畦間に野草を敷き詰めることで、畑の水分保持、雑草抑制、ミネラル・繊維分の補給、クモ類の生息場所、微生物の繁殖、作業性の向上の効果が出来ます。土壌に野草のミネラルを与えることが出来て土壌改良の効果が上がります。

私がやっかいに思ってきた雑草が、野菜のデザートになるなんて思いもしなかった、今では「野草様、様」です。

 

草マルチ 30日後

 

さつまいもの蔓さし

 

草マルチには鎌!大事です

草マルチを学んでから、初めての道具”カマ”を使いました。ファーマーとしては誠にお恥ずかしい話しではありますが、今まで草刈りをカマでしたことがなかったのです。

カマの使い方も西村先生から教えていただきました。

還暦過ぎた私ですが、初めてのことが多くて発見の日々です。毎日が実りのある一瞬、一瞬の積み重ねであることに喜びを感じています。これからも有機農業で学んだことをブログで紹介していきます。

 

安田ぼかしを使ってビーツ栽培

 

ビーツは根がふくらむ頃に肥料を欲しがります。今回初めて安田ぼかしを追肥として雨前にパラパラとしてみました。

収穫時には、カブ元も葉も充実して大満足です。

これからの野菜つくりがとっても楽しみになりました。

 

充実したビーツのかぶもと

 

ビーツ初収穫

 

アクが少なく甘み、旨味が強い

安田ぼかしで栽培した野菜たちは、アクが少ないと講義で教わりました。

このことを聞いてから、キュウリやトマトの定植にも少しだけパラパラしました。

講義の通り、初採りのキュウリは、我が家では最高の美味しさ・・すごいすごい! こんなキュウリ食べたことない!

大満足。

やっぱり魔法のお粉ですね。

 

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