野菜の力で健康を育む丹波暮らし

プラスチックの脅威 ティーパックの恐怖

ティーパックはナノレベルのプラスチック

皆様はご存じでしょうか?

紅茶やハーブティーを簡単に入れられるティーパックにはプラスチックが使われていることを。

例えば95度のお湯をティーパックを入れたカップに注ぎます。

そこには161億個のマイクロレベル、31億個のナノレベルのプラスチックが紅茶と一緒に溶け出てきます。それを私は「美味しい!」と飲んでいました。

それをミジンコに与えると奇形になったり、異常行動を起こすようになることを今年アメリカの化学会が発表しました。

ナノレベルというと血液の中にまで簡単に入り込んでしまうサイズのことで、心臓や脳の中にまで血液で運び込まれます。恐ろしいことです。

私たちが食べている魚のほとんどの頭にはナノレベル、内臓にはマイクロレベルのプラスチックが蓄積されているということを海洋学者らも警告しています。

1個のパックからナノレベルのプラスチックが流れ出ている恐怖

プラスチックの脅威

ティーパックから溶け出たプラスチックは私たちの体内に入り、それで終わりではありません。内分泌攪乱物質としてホルモン異常などの障害を私たちに及ぼすことが分かっています。

最近特に多くなった原因不明の病などは、ほとんどがプラスチックに添加されている化学物質の影響ではないでしょうか?

まだプラスチックの便利さに目隠しされて、ジワジワと溶け出している化学物質の影響に気がつけていない人たちは数多くいます。プラスチックの日用品は溢れています。

環境問題、プラスチック汚染は一個の人間の体の状況とピタリとはまります。自らが環境にアンテナを上げて事実を知ることが最優先ですね。

地球温暖化や異常気象、環境汚染やプラスチック汚染、そして食品ロスはすべて関連して繋がります。誰かに任せるのではなく、早く行動したい。自分や家族の健康は出来るだけ守りたいと強く思います。

私は自分が出来ることを少しずつ始めています。プラスチック・フリー生活です。

私が住む丹波の地で、環境についての学びと動きを共に進めていける人が周囲にいるだろうか?

新聞やあらゆる機会の場で環境について情報を発信し続けてはいるが、未だに反応がないのが悲しいと思う私です。

 

ここで、紅茶でも飲んでホッと心を落ち着かせたいところです。

さぁ・・紅茶のティーパックをハサミで切って、ポットで入れて頂きましょう!

コメント (2)
  1. ある行動障害者の母 より:

    私の娘は
    大変重い自閉症者で、
    強度行動障害を持ち、支援施設で暮らしています。

    行動障害。。。大変なのです。

    私は、昨年、このティーバッグから大量に出るマイクロプラスチックと、ナノプラスチックの事、
    ミジンコと、魚の行動障害についての記事をインターネット上で読んだ時、
    ピンとくるものがあり、
    ティーバッグの紅茶はもちろん、すぐに止めて、陶器のストレーナーを使うようになり、
    また、私が調べたのは、
    私自身が今まで毎日使用してきた
    麦茶のティーバッグの歴史でした。
    いつ頃から昔の紙製から変わり、
    今のタイプになったのか、という事が気になり調べてみると
    麦茶をティーバッグに詰める機械が
    発達して、今のフィルターに詰められるようになったのは、私が生まれてから後の事みたいで、何か調べて証明できる訳ではないけれど、
    ああ、そうだったんだ。
    と思い、特にプラスチック製のティーバッグは避けるようにしながら、
    この研究がどのように進んでいくのかを
    気にかけています。

    1. tanba-nishino より:

      私の拙いブログ「プラスチックの脅威 ティーバックの恐怖」についてのコメントをいただきまして、ありがとうございます。
      娘様のこと、大変ですね。
      日々の暮らしの中で、私たちは知らぬ間に少しずつプラスチックの脅威に侵されてきたのだろうと想像します。ゾッとします。
      自分や愛する人たちを守る為には、己自身がしっかりと情報のアンテナを高く立てて正しい知識を得ることがとても大切だと思っています。
      これ以上侵されることのないように、私は自身が取り組めることは行動しながら過ごしています。
      あなた様も同様ですね。これからもそれぞれの場面で、頑張りましょう。
      ご一緒に!

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