野菜の力で健康を育む丹波暮らし

プラスチック・フリー 始めの一歩!

キッチン回りから脱!

NHK出版の1冊「プラスチック・フリー生活」を読んで、目からウロコ・・の私は実践に移っています。

先ずはキッチンからプラスチック・フリー生活の開始です。

キッチンはその家の基礎となる大事なエリアです。

食べ物を通じて家族の命、体を育む「パワースポット」です。常に清涼を保ち感謝をする場所ですよね。そこから有害な化学物質を排除し、豊かな食卓を楽しく演出したいものです。

 

プラスチックの正体とは?!

プラスチックは化学用語で「ポリマー」と呼ばれ、より小さな構成単位「モノマー」が長く鎖状に結合した形です。

ポリマーは「天然」(植物の細胞壁セルロース・天然ゴム・筋肉などのタンパク質など)と、「合成」のものがあるのですが、炭素と水素の結合を基にしています。

この合成ポリマーに様々な添加剤を加えることで、やわらかさ、頑丈さ、色、紫外線カット、防かびなど用途に応じた様々な性質のプラスチックが作り出されているのです。

添加剤の種類は、着色剤、芳香剤、可塑剤、充填剤、硬化剤、安定剤、滑剤、難燃剤、発泡剤、帯電防止剤、防かび剤、抗菌剤・・・人体に有害なのはこれらの添加剤で、添加剤はポリマーに化学結合しないので、プラスチックから容易に漏れ出してしまうらしいのです。

 

毒のパスタソース、ゲゲゲ!

著書のなかで、これをパスタソースにたとえた分かりやすい比喩があります。これはまったく驚きでした。

パスタの束がポリ塩化ビニルの長いポリマー、ソースが可塑剤のフタル酸エステルとした場合で想像してみる。

パスタとソースは混ぜても一体にはならない。単にぬめぬめと絡み合うだけ。添加物の可塑剤はこんな具合に不安定で、時とともに必ず漏れ出してくるそうな。

私たちはプラスチック容器を長い間、使うことで摩耗させ劣化させてしまう。

さらにはレンジで熱にさらす

柑橘類やお酢などの酸を使った料理にもこの容器は使われる。

まさにトマトソースのような油っぽい酸性のソースと容器の添加剤の間で、相互作用の開始が始まる。

結果として、私はプラスチック容器に残った汚れがどんなに洗っても完全には取れないのが不思議だったし、気味が悪くて廃棄していた事実がありました。

でもそれは大正解!

容器の化学物質が溶けていたんだわ~。

キャァ~!食物と一緒に食べていたことになる!!

変形して着色した容器

 

キズと白い着色は洗っても取れない

 

我家のプラスチック容器は山ほどあって・・気に入ったお弁当箱も・・可愛いイラスト入りだったり・・大小様々ありました。

ハイ!ぜ~んぶ、廃棄!!

 

60点あまり

 

料理に使うヘラやお玉なども、よく見ればプラスチックのものがほとんど!驚き~!

これらの小物道具は使用するフライパンや鍋などのコーティングにも化学物質が使われていることがあり、それに使用する為に素材がプラスチックへと変化しました。

思い起こせば、子どものころは台所には木、竹、鉄などの金属が溢れていましたっけ。

一度に廃棄するのは、生活困難になりそうなので、プラスチックの道具類は、代用品を購入してから徐々に廃棄することに決めました。

わんこ生活も脱!プラスチックだワン♫

愛犬アデルの水入れはステンレス製でしたが、エサ容器はプラスチック製でした。さっそく陶器の皿に変更しましたが、ご本人はプラスチック・フリーには、全く関係なしの食欲旺盛を発揮です。

ステンレスの水入れ & お洒落な陶器の中皿

 

アデルもご機嫌にお食事

 

今まで捨てていたガラス製・陶器・金属の容器はこれから重宝しそうです。

先日覗いた100円ショップで、様々な大きさのガラス容器がずらりと並んでいて驚きました。

価値観や目線が変わると、今まで気づくことなく通り過ぎていたことが、あまりにも多かったと驚きを感じます。

これからもアンテナを高く上げて進みたいと思います。

私のプラスチック・フリー生活への動きは、このブログで紹介しますので、参考にしてくださいね。

 

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