昔からコンニャクは「あまり栄養はないし、味もないけれど、食物繊維が豊富だからお腹の砂払いでお通じ改善になる」ということばかり言われてきました。でも最近はコンニャクの秘めたるパワーが全開なのです。
アメリカやヨーロッパでは肥満や生活習慣病の改善に躍起になっています。そこで注目されているのはヘルシーで美味しい「日本食」ですね。一昔前は「すき焼き」が坂本九の唄「上を向いて歩こう」に日本人の唄ということで「すき焼き」というタイトルがあてられていました。そこにはまだ欧米人好みの「牛肉」料理名がありましたし、「天ぷら」や「たこ焼き」なども好まれていましたね。
しかし今はちょっと様子が違いますね。「寿司」「刺身」に代表される魚介の生食文化にも目が向いて「和食ブーム」が湧いていますし、「豆腐」や大豆製品である「醤油」「味噌」も海外のスーパーで並んでいます。
これは和食が低糖質で健康食だということに世界が気がついたためです。
決め手は、西洋にはなかった「旨味」という新しい味覚を和食から知ったことでしょうね。
味がしみにくい「コンニャク」ですが、フランスでは「コンニャクパスタ」が大ブームで、小麦のパスタを「しらたき」「糸こん」に置き換えてパリジェンヌが食べています。
日本でも、ある芸能人が肥満気味の夫の食事に「糸こん」を、ご飯に分からないように混ぜて見事、健康的にダイエットに成功した体験談をテレビ公開していました。
味があまり無いからこそ、このようなアレンジが出来るのですからコンニャクは、たいした食材なのです。
アレンジが様々に広がる「冷凍コンニャク」をオススメします!
冷凍コンニャク利点は3つ。
①味がしみやすくなる
②お肉のような食感になる
③保存が長くなる
①好みの大きさに切る
②保存容器に入れ冷凍庫で1晩以上凍らせる(私はバットなどに広げます)
③使いたいとき、必要な分量を自然解凍または水で解凍する
④布巾やキッチンペーパーで包んで水を切る
炒めてもよし、揚げてもよし、煮物にもよし!味染みが良いのでいろいろな味に出来ます。食感は肉のようですので、私は肉の代用品として気軽に使います。
コンニャクをドライにすると長期保存が可能になります。
ドライは固くなるので、あらかじめ水分を含ませておくか、煮物や、豚汁など水分の多いレシピにはそのままポィ!と簡単に使っています。
薄切りのコンニャクに、「焼き肉のタレ」や「ごま油・醤油・ニンニク 等」、好みの味付けをしてから乾燥機でドライします。好みの固さまで乾燥したら、コンニャクジャーキーの完成です。
食感は完全にジャーキー。
満腹感があるのにヘルシーで健康食なコンニャクジャーキーは、ベジタリアンやビーガンの応援団です。
是非、お試しあれ!
こんにゃくジャーキー 初めて聞きました。体に良いですね。
一度作ってみます。情報ありがとうございます。
田野様コメントありがとうございます!
歯ごたえもあり満腹感もある、なかなかの優れものです。
是非、お試しくださいね。