一昔前はサラダのレタスと言えば、結球した丸いレタスが主流でしたが、サニーレタスがスーパーに並び始めてから、フリルレタスの種類が増えてきてその色も形もいろいろですね。
栄養素もそれぞれ違っていることが、私にはとても魅力的に思えます。
レタスは生で食すのが一般的ですが、軽く炒めて食べると美味しく頂けるのがロメインレタスです。ローマのレタスという意味で、ゆるく結球し細長い葉をしています。温サラダやチャーハン、しゃぶしゃぶにも最適です。
生で食べるレタスはそのまま食べることから、植物の酵素を丸ごと取り入れられますね。
私は緑色の葉物野菜が多い中で、アントシアニンが豊富な赤い色素に魅力感じます。皆様はどうですか?
昨年末、私は赤いレタスや、食味の違うレタスを数種栽培して、食べ比べをしてみました。
栽培したレタスは以下の通り。
①ロメインレタス(炒めても美味。ローマの緑色のレタス)
②サニーレタス(スーパーで見かける一般的なリーフレタス)
③レッドファイヤー(スーパーで見かける葉先が赤いリーフレタス)
④オークリーフレタス(樫の葉のような形で、サクサクとした食味。シュウ酸が少なく、香りも甘い香り)
⑤レッドオークリーレタス(赤いレタス。緑のオークリーフレタスよりも葉が厚くてしなやか。食味は柔らかくしっとり)
⑥ハンサムグリーン(ギザギザ葉のシャキシャキ食感)
⑦ワインドレス(ワイン色のレタス。ボタンの花のような株が美しい。しっとりとした葉でやわらかい。何より色が素敵なワイン色)
⑧グリーンウェーブ(葉先がウェーブして美しい緑)
私のお気に入りは赤いレタスたちと、オークリーフレタスです。
基本的にレタスは虫害が無いし、肥料もたくさん入れません。土壌に元肥を入れておけば簡単に収穫することができる植物です。
私は化学肥料は控えて、牛糞と石灰で土壌を整えたあと、鶏糞や米ぬかを入れて種を蒔きます。
自分自身が食べたくなる野菜を作ることが私のポリシーですので、出来るだけ自然な形での栽培を心がけています。
露地栽培の野菜は自然に左右され、収穫が困難な時もあります。そんな年はがっかりしますが、収穫を迎えた時は代えがたい喜びです。味は抜群!